「仕事中なのに眠すぎる…！」仕事中に眠くなった時の対処法

こんにちは！
しごとの窓口＋です。
皆さんは仕事中に、どうしようもなく眠くなってしまったことはありませんか？

「やらなければならないことがあるのに全然集中できない…」
「普段はしないミスをしてしまった…」
仕事中の眠気は、業務効率の低下につながります。

今回は、仕事中に突如現れた睡魔をやっつける対処法をいくつかご紹介します。
ぜひ自分に合った対処法を見つけてください。

どうして眠くなるの？

昼間に眠気を感じる原因は、どのようなものがあるのでしょうか？
以下にいくつかの主な原因を挙げてみます。

原因１：睡眠不足
十分な睡眠時間を確保できていない場合、昼間に眠気を感じることがあります。成人には一般的に7～8時間の睡眠が必要ですが、個人差があるため、自分に合った睡眠時間を確保することが大切です。
睡眠時間を確保しているにもかかわらず、眠りが浅かったり、途中で目が覚めたりすると、昼間に眠気を感じることがあります。
睡眠中に呼吸が一時的に止まる睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、睡眠の質を低下させてしまいます。

原因２：環境の影響
暗い環境や、過度に暖かい環境、静かすぎる環境など、環境の影響で昼間に眠気を感じることがあります。
締め切った室内で仕事をしているときに眠気を感じたら、血中の酸素濃度の低下が原因かもしれません。空気中の二酸化炭素濃度が高くなると脳に行く酸素が不足し、眠気や頭痛、息苦しさなどの症状が出るようです。

原因３：食事の影響
食事が重たかったり、過度に糖分を摂取することで、昼間に眠気を引き起こすことがあります。
食後の血糖値が急上昇と急降下を起こす状態を血糖値スパイクといいます。血糖値が急激に上昇すると、それに伴って大量のインスリンが分泌され、今度は血糖値の急激な低下が起こってしまいます。血糖値が一気に下がることで、急な眠気に襲われるのです。

急な眠気の対処法

上記のように、眠気には様々な要因が絡み合っていることが多いため、自分に合った改善方法を見つけることが大切です。

• 休憩をとる、体を動かす

仕事をしているときに眠気を感じたら、短い休憩をとって体を休めることが大切です。5〜10分間の休憩で十分です。
休憩中は目を閉じたり、軽いストレッチをすることで血液循環が良くなり、新鮮な酸素が体に供給されるため、眠気を覚ますことができます。
仕事中に短い休憩を取ることが難しい場合は、掃除や整理整頓、備品を倉庫に取りに行く等、ついでに体を動かせる業務を見つけてみてください。

• 水分補給をする

水分を補給することで、眠気が解消されます。
コーヒーや紅茶などのカフェイン入りの飲み物は即効性があるため、一時的に眠気を覚ますことができます。しかし、長期的には逆効果になることがあるので、加減して適量とるようにしてください。

• 新鮮な空気を取り入れる

窓を開けたり、空気清浄機を使用することで、新鮮な空気を取り入れることができます。
新鮮な酸素を体内にたくさん取り入れるイメージで深呼吸してみてください。深呼吸は脳を活性化させる効果があるとされているので、眠気覚ましとして有効です。

• 食事に気をつける

血糖値の上がりやすさを示す指標GI（グリセミック・インデックス）を気にして食品を選ぶようにしましょう。
おにぎりやカップラーメンだけといった炭水化物オンリーの食事をやめるだけでも改善されます。ただ、炭水化物（糖質）は身体にとって必要な栄養素なので、過度に制限するのは好ましくありません。一定の量は摂りつつ、白米をもち麦や五穀米に、パンをライ麦パンに変えるなどの工夫をするのが効果的です。

さいごに

日中に襲ってくる眠気を解消するためには、原因に応じた対処をしつつ、生活習慣を整えて質の高い睡眠を十分にとることが重要です。規則正しい生活を心掛けて、体内時計を整えましょう。

自分では制御しきれず居眠りをしてしまっている方や、睡眠に問題がある状態が長期間続いている方は、ナルコレプシー（居眠り病）などの過眠症の可能性があるため医師の診断を受ける必要があります。

また、夜勤や交代制勤務など、仕事の都合で不規則な生活が続いている方は、寝たい時間になかなか寝付けない経験はあると思います。睡眠の改善が難しく、生活が辛いと感じる場合は、転職を考えることもひとつの手段です。
私たちが生活リズムを整えるための働き方をご提案しますので、まずはご相談ください！