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履歴書の書き方を見本つきで解説!パソコンで作成はOK?

履歴書の書き方を見本つきで解説!パソコンで作成はOK?

こんにちは!
しごとの窓口+です。

近年の採用選考は面接選考の前に、まず履歴書等の応募書類での「書類選考」をすることがほとんどです。
したがって、履歴書による書類選考が行われる場合は、面接選考まで進むことを最優先に考えて、読み手である採用担当者に「面接してみたい!」と思ってもらえる履歴書を練ることが重要です。

そこで今回は、人事担当者の目を引く履歴書のポイントをまとめます。

履歴書をパソコンで作成しても大丈夫?

手書きの履歴書と指定がなければ、パソコンで作成しても構いません。
パソコンを使って履歴書を作成すると、編集がとても簡単になります。必要な情報をいつでも追加、削除、修正できるため、履歴書を最新の状態に保つことができます。
内容を読み直してブラッシュアップすることができるのも大きな利点と言えます。
応募する企業が複数ある場合は、企業ごとにバックアップを取っておいても良いでしょう。

しかし、手書きの履歴書から人物像をイメージする採用担当者もいます。
応募要項を確認して、手書きの指定がある場合は、企業からの指示に従って手書きで準備しましょう。
手書きで作成した履歴書は、記入ミスした場合にいちから作成し直すことになるため、時間に余裕をもって作成を開始した方が安心です。
誤字脱字や略字、崩し字は避けましょう。基本的に修正テープや修正液は使用しません。

履歴書を作成したい場合は、インターネット上にある無料テンプレートをダウンロードして作成すると良いでしょう。
履歴書の様式は大きさや種類が様々ありますので、ご自身に合った形式を選んでみてください。自分に合った履歴書が分からない方は、厚生労働省が履歴書の様式例を作成して公表しておりますので、そちらを活用してみてください。
今回はその、厚生労働省が推奨する基本的な履歴書(2021年4月)のフォーマットを使用します。

履歴書を書くポイント

  • 日付

日付は作成した日ではなく、提出日(直接持参する日、郵送の場合は投函日)を記入します。

  • ふりがな/フリガナ

「ふりがな」とあればひらがなで、「フリガナ」とあればカタカナで記入します。

  • 印鑑

捺印は曲がったり、かすれたりしないように慎重にしましょう。うっかり忘れないように注意してください。

  • 証明写真

3ヵ月以内に撮影した写真を貼りましょう。うっかり忘れないように注意してください。
履歴書の証明写真については、過去の記事でも解説していますのでぜひご覧ください。

▶スマホ自撮りはNG?履歴書の証明写真について徹底解説!

  • 住所・電話番号

都道府県から建物名、部屋番号まで省略せずに正確に記入します。
電話番号は企業からの連絡を受けるために必要なので、正確に記入してください。

  • 学歴

学校の入学・卒業を上から古い順に記入します。学校名は略さず、正式名称で記入してください。
小・中学校は卒業年度のみ、最終学歴が高校入学以上であれば、高等学校卒業から記入します。
高等学校、専門学校、短大、大学の学歴については、「学科、学部、コース、専攻」なども正確に記入します。
職業訓練の受講についても学歴欄に記載して差し支えありません。

  • 職歴

学歴の後に一行あけて、行の中央に「職歴」と書いてから記入します。
会社の入社・退社歴を上から古い順に記入します。社名は正式名称で記入してください。
部署名・役職名だけでなく、業務内容・業績なども簡潔にまとめて書いておきましょう。一緒に職務経歴書を提出する場合は、履歴書の職歴は簡潔でも構いません。
在職中の場合は、改行して「現在に至る」もしくは「在職中」と書きます。最後は右端に「以上」と書き忘れないようにしましょう。

  • 退職理由

自己都合による退職の場合は、詳細は書かずに「一身上の都合」とするのが一般的です。
「出産のため退職」「帰郷のため退職」「定年退職」「会社都合により退職」などのように簡潔に記入してください。

  • 免許・資格

免許や資格は古い順に記入する方法もありますが、応募先企業に対するアピール力の高い順に書くと採用担当者の目にとまりやすくなります。多数の資格を有する場合は、応募先の職務に関係するものを選んで記入します。
仕事に関係ない資格や免許でも、セールスポイントになる可能性があります。空欄が出るよりも、積極的に書いておいた方が良いでしょう。

  • 志望動機

履歴書に書く志望動機は、応募先が意欲や自社にどう貢献できるかを見る重要な質問です。
志望動機欄には、「その企業や職種を選んだ理由」を「これまでの仕事の経験やスキル」や「どんな仕事をしてその会社に役立ちたいか」を盛り込んで書くと良いでしょう。

  • 本人希望

本人希望欄には、連絡希望の時間帯や就業希望の部署、職種、希望の働き方や要配慮事項を記入します。
特に希望がない場合は、「貴社規定に従います」と記入して空欄を埋めます。

さいごに

履歴書は、求人募集企業に応募する際に提出する応募書類として、最も一般的に用いられる書類です。
単なる応募の申込みや手続きを行うための書類ではなく、応募先企業の採用担当者がその内容を見て採用・不採用の判断に使われる審査書類としても位置づけられます。
履歴書を送付する前に見返して、必ずミスがないか確認してください!

履歴書や職務経歴書がどうしてもうまく作成できない方は、当社で応募書類の添削をサポートしております。(※要予約)
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