「課長!ご苦労さまです!」その敬語大丈夫!?間違えやすい敬語
こんにちは!
しごとの窓口+です。
「お疲れ様です」という言葉は、ビジネスにおける挨拶言葉としてよく使われる言葉です。
仕事の疲れや日々の労をねぎらうときに使われるのが一般的で、ビジネスシーンではとくに多く用いられています。
一方で、タイトルにある「ご苦労様です」は基本的に目上の人から目下の人に対するねぎらいの言葉とされています。
敬語は日本語の中でもとても複雑で、多くの場合には微妙なニュアンスの違いがあります。
せっかく敬語を使って丁寧に話しても、使い方を間違えるとよいコミュニケーションをとるどころか、相手の誤解を招いてしまうこともあります。
そこで今回は、間違えやすい敬語の例をいくつか挙げてみます。
皆さんが日常的に使っている敬語を見直し、誤りがないかを確認してはいかがでしょうか。
尊敬語のつもりで謙譲語を使っている
「✖」書類を受付でいただいてください。
「〇」書類を受付でお受け取りになってください。
「✖」窓口でうかがってください。
「〇」窓口でお聞きになってください。
「✖」○○様がおりましたら受付までおいでください。
「〇」○○様がいらっしゃいましたら受付までおいでください。
謙譲語に「れる」「られる」をつけても尊敬語にはなりません
「✖」社長が申されたように。
「〇」社長がおっしゃったように。
「✖」社長が参られる。
「〇」社長がいらっしゃる。
敬語の使いすぎ!?二重敬語に注意
「✖」社長がおっしゃったられた。
「〇」社長がおっしゃった。
「✖」お客様はお着きになられていらっしゃいます。
「〇」お客様はお着きになられています。
さいごに
正しい使い方を身につけるためには、実際に会話をして経験を積むことが大切です。
いくら仕事ができる人でも、敬語ができていない人は心象や信頼性に影響が出てしまう可能性もあります。
ビジネスの場にふさわしい言葉遣いをマスターして、どんな場面でもスマートに対応できる言語力を身に着けておいてはいかがでしょうか。
当社でも言葉遣いだけでなく、面接等の対策もサポートしております。
ご希望の方はお気軽に当社にお声掛けくださいね!