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職場で”なんかモヤっ”…それってマウンティングされてるかも!

職場で”なんかモヤっ”…それってマウンティングされてるかも!

こんにちは!しごとの窓口+です。

職場の同僚、友人、あなたの周りに何かと上から目線で”モヤっ”とする話をしてくる人はいませんか?

少し前に「マウンティング女子」という言葉が流行りましたが、だれかと話していて”モヤっ”とした経験がある方は、知らず知らずのうちに相手にマウントを取られていたのかもしれません。

「マウンティング女子」という用語は、一般的に、他人よりも上に立とうとする女性や、自分の意見や立場を強く主張する女性を指します。マウンティングという単語の語源は生物学用語で、日本語にすると“背乗り”という言葉になります。動物が相手の背中に乗ることで自分の優位性を誇示する本能的行動をマウンティングといいます。

他の人に対して、自分の優位性を猛烈に誇示しようとするマウンティング女子。彼女たちは相当な競争心を持って、「自分のほうが幸せである!」とアピールしてきます。

もちろん女性に限った話ではありませんが、男性にはあまり見られないと言われています。彼女たちの行動は、女性同士の上下関係を明確にすることに重点が置かれているのです。

さて、そんなマウンティング女子を意図的に避けたいと思っても、職場においては様々な人間関係が付きまといます。
職場の雰囲気や仕事の進行に支障をきたすようなレベルでない限り、露骨に無視することもできませんよね。

かかわりを避けることができない以上、こちらが対処するしかないのです。本日はマウンティングをとってくる人の特徴と攻略法についてお伝えします。

いきすぎはウザい!”幸せ自慢”してくる女

さりげない自慢話…。パートナーとの惚気話…。

「あれ?今のマウント取られてた?」と後になって気づいたり、自分がマウントを取られていることにすら気付かなかったり…。
実際はマウントを取られていたかどうかなんて、受け取り方は結局その人次第なんですよね。

「マウントを取られたことがある!」と答えた人には、どのようなエピソードがあるのでしょうか?

1)恋愛・結婚

「会社の同僚に引っ越し先を聞かれたから答えたら『一人暮らし羨ましい~!私ももうちょっとアプリとかで遊んでから結婚すれば良かったな~。あーあ、独身に戻りたぁい♡』って…。あれ、なんの話してたっけ?みたいな笑」(34歳女性)

「ランチ女子会で唐突に始まった自慢大会。『彼氏にプロポーズされて、私はいらないって言ってるのにどうしても!ってすっごく高い婚約指輪をもらっちゃった♡』だってさ。当然予想してたけど、そのあとインスタにも写真つきでソッコー投稿されてて笑っちゃった」(23歳女性)

2)キャリア・収入

「大学の時。就活が上手くいってない私に『ねえねえ私、超大手の〇〇製薬から内定出たの!すごい??』って何度も自慢しに来たこと。卒業後はもちろん連絡先ブロックしました。」(25歳女性)

「近所の奥サマにモヤっとするんです。『夫がまた海外出張でね~。その代わり年収は高いんだけど!おたくはいつも旦那さんが家にいて良いわねぇ~。そっちの方がいいわぁ~笑』って。「そうですか~」って聞くしかないですよね。それって奥サマの功績じゃないし…。同じ町内だから雑な対応もできないし厄介です。」(44歳女性)

3)お金持ちアピール

『それ新しく買ったバッグ??うわ~良かったね!私もそのブランドは5年位前に使ってたよ♪』だってさ。いや、知らんし。聞いてないし。笑」(32歳女性)

「実家がお金持ちで、なにかにつけて値踏みしてくる友人。『そんな安物食べたことないわ~!笑』とか『まさかソレってノーブランド??』って発言はまいどのことなんだけど。そんなことより全身ハイブランドが眩しいこと…笑」(31歳女性)

4)顔・美容

『私日本人には少ないブルベ冬でぇ、病弱に見えて困っちゃうんです~♡』って言われたこと。色白で、か弱くて、希少性があるワ・タ・シ♡っていう謎のアピールらしい。じつにくだらん!」(38歳女性)

『メイク上手で羨ましい♡私なんてメイク映えしないし今もほとんど塗ってないの。スッピンみたいで恥ずかし~!笑』…アレって実はすっぴんだろうが私は美しいから♡っていう自虐風自慢だったんだってね…」(27歳女性)

たしかに、近い単語を検索しようとすると、「ブルベマウント」「ブルベ冬マウント」という単語が目に付くことがあります。

プロの方に診断してもらった結果、「私、ブルベ冬だった~」と友だちに伝えたとしましょう。受け取る側の感情次第では「うっざ!いまマウントとられたんだけど!?」と捉えられてしまう可能性もあるということですね。

これに関しては、そもそもパーソナルカラーを誤認している方が多いことが残念です。

マウンティング女子の特徴と心理

前述のエピソードでも共通する特徴として、マウンティング女子は自分の優位性を示すために、自分の成功や能力に関する話題を積極的に持ち出します。
また、自分の話題を主導し、他人の話を遮ることもあるかもしれません。(この行為は”会話泥棒”とも言われています。)

結果として、彼女たちは自分の存在感を高めるために、自己中心的なコミュニケーションスタイルを取ってしまうのです。

では、そんなマウンティング女子はどうしてマウントを取りたがるのでしょうか?

マウンティング女子は、常に他の人と比較し、他人を上回ろうとあらゆる場面で競争心を燃やします。
自分の意見や立場を強く主張することで存在を際立たせ、他人に自分を認めさせようとします。

つまり、簡単に言うと承認欲求が非常に強いということですね。

先程のブルベ冬マウントのケースのように、中には思ったことを口に出しているだけで、マウントを取っているつもりなんて微塵もないパターンもあります。
無意識の発言で「今マウントとられた!怒」と相手に思わせてしまうのは、なんだか損ですよね…。コミュニケーションの難しさを感じます。

マウンティング女子の攻略法

意図的にマウンティングを行う女子は、周囲からの肯定的な反応や称賛を求める傾向があります。

自分の意見や立場が受け入れられ、認められることで、マウンティング女子は自己価値を高め、満足感を得ることができます。

マウンティング女子と対立しないためには、適当に相槌を打ってやり過ごすのが一番な気がします。
以前のコラムで「さしすせそ」の法則について解説しましたが、マウンティング女子たちにも有効ですので、ぜひこちらの記事もご覧くださいね。

▶関連記事「悪用厳禁♡モテるあの人はこのテクニックを使っている!?」を見る

業務中にマウントを取ってくるケースは厄介ですが、まずは目の前の業務に集中することが重要です。相手の行動に巻き込まれず、自分の仕事に集中しても全く問題ありません。

マウンティング女子は自分の話題を拾ってもらえない事を極端に嫌がりますので、「この人に言っても聞いてもらえない!欲しい返事が貰えない!」と分かると、諦めてどこかに行くかもしれません。

それでもなお業務に悪影響が出てくるのであれば、上司や人事部門に相談することも選択肢です。適切な対処方法を相談し、問題解決に向けて支援を求めてくださいね。

さいごに

マウンティング女子攻略の上級者は、あえての皮肉返しをしたり、露骨に冷たい態度で対抗したりもするようですね。

相手に変わってもらうことはなかなか難しいので、自分の受け止め方や流し方を変える方が簡単だと思います。

発言する側も、聞く側も、幸福感を他人と比較しないに尽きるのかもしれません。

付き合いを断ちたくても断てないのが大人の世界。少しでもストレスを減らして過ごしたいものですね。

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