採用・不採用は面接中に分かる!?面接官からの合格サインとは
こんにちは!
しごとの窓口+です。
面接で十分な手応えを感じ、「これは合格だ!」と見込んでいたのに、あとから不採用の通知が送られてきてガックシ…そんな経験はありませんか?
実は、面接官が「この人を採用にしよう!」と思っているサインは、面接中に気が付くことができます。
もちろん最終的な合否の決定には多くの要素が関与するため、他の競争相手の存在や、選考基準の変更などによって結果は変動する可能性があります。
今回は、面接官がどのような状態のときに「採用」・「不採用」にするのか、一般的な傾向をご紹介します。
採用の可能性が高い状態
面接中は緊張しているかもしれませんが、面接官からの質問をしっかり聞き取ってください。
面接で合格の見込みが高い状態は、面接官の言動で読み取ることができます。どのような時に予測できるのでしょうか?
- 「あなたに来てほしい」「ぜひ採用したい」と言われる
役員や面接官から直接あなたを採用したいという言葉が出る場合、それは非常に好意的な評価を受けているということです。あなたの能力や経験に魅力を感じ、組織に貢献してほしいと期待しています。
- 役員から能力・経験を褒められる
役員が面接中にあなたの能力や経験を褒める場合、それはあなたの優れた成果やスキルが認められていることを示しています。
- 予定よりも面接の時間が長い
面接が予定よりも長く続く場合、それは面接官があなたとの対話を重視しており、より深い洞察を得ようとしていることを示しています。面接官は個々の状況に応じて質問内容を変えて、あなたの応答や考えを詳しく聞きたいと考えています。
- 「いつから入社できますか?」と聞かれる
面接官が入社時期について尋ねる場合、あなたを組織に迎え入れる意向を持っていることを示しています。
- 給与についての詳しい説明がある
給与についての詳細な説明がある場合、それは採用プロセスが最終的な段階に達していることを示唆しています。
具体的な給与体系に加え、ボーナス、インセンティブ、昇進や昇給のポリシーなどが含まれます。さらに、組織が提供する福利厚生や手当についても説明が行われるかもしれません。例えば、健康保険、退職プラン、教育支援、交通費補助、住宅手当などが詳しく説明される場合があります。
契約形態(正社員、契約社員、パートタイムなど)や就労条件(勤務時間、休暇制度、労働条件)にも触れられることがあります。これにより、総合的な雇用条件を理解することができます。
これらの要素が備わっている場合、面接での合格の見込みは高まるでしょう。
なぜなら、上記のようなことを不採用にする予定の人には話す必要がないからです。
ただし、面接結果は多くの要素に依存するため、結果は保証されたものではありません。自分の最善の努力を尽くし、自信を持って面接に臨むことが重要です。
不採用の可能性が高い状態
逆に、不採用の可能性が高まっている状態も、面接中に感じ取ることができます。
不採用のサインには、どのようなものがあるのでしょうか?
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面接中の関心の欠如
面接官があまり興味を示さず、質問や対話に積極的でない場合、不採用のサインとなる可能性があります。
面接官はあなたの経験やスキルをより深く理解しようと努めるはずであり、十分な関心を示さない場合は、採用の可能性が低いと思われます。
面接官があなたに関する具体的な質問や事例を求めず、表面的な質問にとどまる場合は、すでに採用意欲が無くなっているのかもしれません。
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面接時間が極端に短い
面接時間が極端に短い場合は、不採用の可能性が高いと考えられます。通常、面接は候補者との対話や評価の機会であり、面接官が候補者のスキルや経験をより深く理解するための時間です。追加の質問や確認が必要ないと判断した場合は、面接時間が短くなる可能性があります。
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給与や福利厚生に関する詳細な説明がない
採用プロセスの進行に伴い、給与や福利厚生に関する詳細な説明が行われない場合、それは採用の見込みが低いことを示しています。給与や福利厚生について具体的な情報が提供されず、話題を避けられる場合は、不採用にする人に情報を開示する必要がないと判断されているのでしょう。
面接で「ぜひ来てほしい!」と期待させられたのに不合格になるパターン
面接時に「あなたとぜひ一緒に仕事したいよ」と絶賛されて、これは採用に違いない!と思っていたにもかかわらず、数日経ったら不採用通知が送られてきた。
この場合、「じゃあ、なんであの時思わせぶりなことを言ったの!?」と余計落ち込んでしまいますよね。
このように、かなり高い合格サインが出ていたのに、不採用になってしまうということもあります。その場合は、以下のようなことが考えられます。
- 他の候補者がさらに優れたスキルや経験を持っていた場合、あるいは適性や文化の適合性が高かった場合
- 採用プロセス中に、組織のニーズや要件が変化し、採用の予定や条件が変更された場合
- 役員・別の面接官に反対された場合
- 面接以外の態度で総合的に判断された場合
面接以外の場面での応募者の態度や振る舞いから判断される可能性があります。
服装や髪型などの見た目をはじめ、面接室への入室や退出、挨拶の仕方、座り方、目の合わせ方、言葉遣いなど、様々なマナーが重視された結果、不採用になることがあります。
面接での感触が良かったから…と、会社をあとにするまでの間に油断していませんか?
すれ違った従業員の方にも敬意を払い、良い印象を与えるよう努めることが重要です。
「周りに気配りができない人なのかな?」と、人柄を疑われてしまうと、面接での高い評価が一変するかもしれません。
さいごに
このように、合格サインは採用の可能性が高いことを示していますが、確定的な合格を保証するものではありません。
採用プロセスは企業によって異なるため、合格サインの形式や内容も異なることがあります。あくまで合格サインは目安として受け取り、採用プロセスが完了し、正式な採用通知を受けた場合に採用が確定すると考えるのが適切です。
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