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黄砂飛来で車がまっ黄色に…!愛車のために適切なケアを

黄砂飛来で車がまっ黄色に…!愛車のために適切なケアを

こんにちは!
しごとの窓口+です。

通勤時に駐車場に向かうと、「うわ、車が黄色い!汚い!」と思った経験がある方は少なくないと思います。
こういった車が黄色くなる現象は、飛散する黄砂花粉が主な原因です。
そのため春(主に3月~6月)は特に車が黄色く汚れやすい季節といえます。

さて、石川県では22日をピークに黄砂の飛来が観測されました。
今回の黄砂は早朝に付着し、夜には雨が降っていたので、普段より特に汚れているようでした…。

黄砂(こうさ)は、中国大陸やモンゴルなどの乾燥地域で発生する砂塵が、風に乗って長距離を移動し、他の地域に到達する現象です。
自然現象のため黄砂自体を防ぐことは困難ですが、正しく対策することで被害を最小限に抑えることができます。

愛車を大切にしている方、仕事で社用車を使用されている方は、ぜひ本コラムを読んで参考にしてみてください!

自動車への悪影響

黄砂に含まれる微小な砂塵が車体に付着すると、塗装面に傷やスレ、くすみが生じる可能性があります。
特に風が強い場合や黄砂の粒子が粗い場合は、より損傷が生じやすくなります。

黄砂が風に乗って車のガラスに当たると、ガラスに微細な傷がつく可能性があります。
これにより、視界が悪くなることや夜間の光の反射が生じることがあります。



運転時にも注意が必要です。金沢では視程(水平方向に見通しが効く距離)が22日午前7時に4キロメートル未満となり、交通への影響が発生する目安の5キロメートルを下回りました。

黄砂には微細な砂塵や異物が含まれているため、エンジンに入り込む可能性があります。これにより、エンジンフィルターや吸気系統が詰まることでエンジンの冷却効果が低下したり、エンジンの性能や燃費に影響を及ぼす恐れがあります。

タイヤに付着することでグリップ力が低下する可能性があります。特に濡れた路面で黄砂が混ざると、タイヤの制動性や走行安定性がさらに低下します。

黄砂が付着した自動車に適切なケアを

黄砂は細かく風に舞いやすい性質ですが、含まれる成分は非常に硬い石であるため、車体を簡単に傷付けてしまいます。
黄砂が付着した状態で、絶対にボディを擦ってはいけません!
間違ったお手入れ方法で大切な車を傷付けないように、効果的な除去方法を詳しくお伝えします。

まず、黄砂が車体に付着した場合は、早めに洗車することで塗装面の損傷を最小限に抑えることができます。
洗車機を利用することで、手洗いに比べてより効率的に車を洗うことができます。自動洗車機やタッチレス洗車機などがありますが、タッチレス洗車機の方が車の表面を傷つけるリスクが低いです。
面倒かもしれませんが、出来れば洗車機よりも手洗いがさらにおすすめです。

重要な点は、洗車機を使用する際にも慎重になり、車の表面に傷をつけないようにすることです。
洗車機を使いたい方は、洗車機に入る前に、車の表面に付着した大きな汚れや砂を予洗いすることをおすすめします。これにより、洗車機内でのこすり合わせや摩擦が軽減され、車の表面への損傷リスクが低下します。

可能であればエアーや高圧洗浄機を使用し、強い風圧または水圧で黄砂を落とすことができれば、車体を傷をつける心配が軽減されます。ご自宅の場合はホースの水圧を強めたり、ジェットモードに切り替える等で汚れをしっかり落としましょう。

黄砂は放置すると固着してしまい、除去することが困難になります。また、化学反応によって取り除けないシミになってしまう可能性もあります。
黄砂が付着した場合は、なるべく早めに除去するように心掛けましょう。

さいごに

今回の記事では、付着してしまった後のお手入れについてお話ししました。
事前にカーコーティングやワックスを使うことで、黄砂が付着したときに簡単に汚れを落とせるようになります。
施工する内容によって、予算や持続性が変わりますので、気になる方はぜひ調べてみてください。

多くの人の通勤や生活において必需品である自動車。少しでも車体へのダメージを減らしてあげたいと思います。
愛情をもって正しくケアして、長く大切に扱いたいですね!