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第二新卒の転職は不利になる?企業が第二新卒を求める理由

第二新卒の転職は不利になる?企業が第二新卒を求める理由

こんにちは。
しごとの窓口+です。

4月に新入社員として入社した新卒の方が、5月病になりゴールデンウィークの連休明けに仕事を辞めてしまうことは珍しくありません。
入社してすぐに会社を辞めた場合、「次の就職に不利になるのでは…」と不安に思われる方もいると思います。

第二新卒の方が再就職を成功させるためには、企業が第二新卒に何を求めているのかを知ることが大切です。
今回の記事では、企業がなぜ第二新卒を採用したいのかをご説明します。

「第二新卒」とは?


そもそも、「第二新卒」とはなんでしょうか?
「第二新卒」という言葉に明確な定義はありませんが、一般的には大学や短大、専門学校などを卒業して就職したが、入社した会社を3年以内に退職した人を指します。従って、社会人経験が1年未満の若年層を指すことが多いです。

このような若者を第二新卒と呼ぶのは、一度就職しているものの、再び新しいキャリアをスタートするという意味が込められています。
短期間で離職しているため、社会経験やスキルの不足といった面で評価が下がる可能性はありますが、若さや素直さといった部分で今後の伸びしろを期待されるのも第二新卒の特徴です。

企業が第二新卒を採用するメリット

転職サイト等では「第二新卒歓迎」と明記してある求人も掲載されています。
では、企業にとって第二新卒の採用を考える理由には、どういったものがあるのでしょうか?


 

  1. キャリアチェンジ志向が強い

    第二新卒は一度就職しているものの、自分自身のキャリアプランに疑問を感じ、転職を決意したり、新しい分野に挑戦したいという意欲が強い人が多い傾向があります。そのため、意欲や熱意が高く、新しい環境に対応する能力やチャレンジ精神があるというメリットがあります。
     

  2. 人材確保の可能性が高い

    若年層の離職率が高い現代社会において、第二新卒を採用することで、若年層の離職率の低下が期待できます。
    また、採用した第二新卒が長期的に企業にとって貢献できる場合もあり、人材確保の可能性が高くなるというメリットもあります。社会人としての経験やスキルが少ない分、将来性を感じさせる人材として活躍が期待されます。
     

  3. 採用・教育にかかるコストを削減できる

    一般的に、採用には広告宣伝費や、教育面で新入社員研修費用などが掛かります。
    第二新卒は社会人経験があるため、新卒に比べて基礎スキルを持っている場合がほとんどです。そのため、研修に必要な期間が短くなったり、採用に伴う研修費用や人件費が抑えられるというメリットがあります。
    また、新卒採用と比較すると、初任給の設定や待遇面でも柔軟に対応できるため、人件費の削減にもつながります。
     

  4. 追加人員を採用したい

    新卒採用だけでは採用予定人数に達していない場合に、企業によっては追加で採用を行う場合があります。
    業務内容の変更や増加などによって人員が不足している場合や、事業拡大によって更なる人員が必要になる場合に、第二新卒が注目されることも珍しくありません。

さいごに

第二新卒の最大の武器は若さです。
企業が第二新卒に求めていることは、即戦力になる人材ではなく、今後の成長を感じさせる人材だということを覚えておきましょう。

第二新卒の方が就活する方法として、転職エージェントを頼ることをお勧めします。
転職エージェントは、求職者と企業との間に立って、求職者の希望条件と企業の条件との調整を行います。経験不足などで条件が不利な場合、転職エージェントの交渉によって条件の改善を図ることができます。

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