石川県能登地方で相次ぐ地震、災害への備えは十分ですか?
こんにちは。
しごとの窓口+です。
GWの大型連休中に、石川県能登地方を震源とする地震が相次いで起こりました。
石川県珠洲市では5日午後2時半すぎに震度6強、午後10時ごろには震度5強の揺れを観測しました。観光名所である見附島では斜面の一部が崩落し、現在も封鎖されているそうです。
自宅や実家で被害が出たり、連休中の予定をキャンセルせざるを得なかった方も多いのではないでしょうか。
そして本日9日午前5時ごろにも、やや強い地震がありました。
地震が起こるたびに不安や恐怖を感じ、不眠が続いている方も少なくないと思います。
被災地の方々は、避難所での生活や被災後の生活再建に大きな苦労を強いられています。このような困難な状況の中で、一日も早い復旧・復興が実現されることを心よりお祈りしております。
災害を未然に防ぐことはできませんが、突然襲ってくる地震から身を守るためには、迅速かつ適切な対応を行い、避難経路の確保や、日頃からの備えを行うことが重要です。
今回は、地震があった時にやるべき行動や備えについてお話しします。
地震に遭ったときに身を守るための行動
地震の際には、パニックに陥りがちですが、冷静に行動することが大切です。落ち着いて周囲を確認し、安全な場所へ移動しましょう。
- 頭と首を守る
揺れが起こったら、すぐに机やテーブルの下に潜り、頭や首を守りましょう。机やテーブルがない場合は、壁際や柱に身を寄せることで、落ちてくる物に当たらないようにしましょう。
屋外の場合は、看板や割れたガラスの落下に注意しながら避難してください。
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電気やガス、水道の元栓を閉める
地震の際には、火災やガス漏れ、断水等の二次災害が発生することがあります。事前に、電気やガス、水道の元栓を閉めることで、被害を最小限に食い止めることができます。
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情報を収集する
地震が起こった際には、情報収集が重要です。ラジオやテレビ、インターネットなどを通じて、正確な情報を収集しましょう。
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家族との連絡手段を決めておく
地震の発生後、家族や同僚とすぐに集合場所を決め、そこで安否確認をしましょう。災害発生時には、連絡手段が遮断されることがあるため、事前に決めておくことが重要です。
備蓄品・非常持ち出し袋を準備しておき、保管場所を家族間で共有しましょう。
緊急時のために備蓄しておくべきもの
災害発生時に備えて、防災グッズを備蓄することが重要です。用意した備蓄品の保管場所は、家族や同居人と共有し、災害時にすぐに取り出せる場所に置くようにしましょう。
避難時に両手が塞がらないように、あらかじめリュックに詰めておくと安心です。
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飲料水
地震や災害発生時には、水道が使用できなくなる場合があります。1人1日に必要な水の量は、2リットル程度とされています。非常用備蓄用に、飲料水を数日分用意しましょう。
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食料
非常用備蓄用に、栄養価の高い非常食やカロリーメイト、缶詰、乾麺、保存食などを用意しましょう。賞味期限には注意し、定期的に交換するようにしましょう。
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懐中電灯やラジオ
停電や通信停止が予想される場合、懐中電灯やラジオが必要になります。充電式のものや乾電池式のもの、手回し充電式のものなど、種類に応じて用意しましょう。
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救急用品
応急処置用のガーゼや包帯、消毒薬、マスク、手袋などの備蓄を用意しましょう。
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カイロや毛布
災害発生時には、寒暖差が激しくなる場合があります。そのため、カイロや毛布などを用意しておき、保温対策を行いましょう。
さいごに
急な地震に対応できず、「何もできなかった」という方は意外に多いようです。
地震に対する正しい知識を持ち、地震に遭った場合には、冷静に自己防災のためにできる限りの対策を取ることが大切です。この機会に、ご自身ができる自然災害の備えを振り返ってみてはいかがでしょうか。
GW明けで仕事を再開されている方も多いと思いますが、地震発生から1週間程度は余震の危険があるため、引き続き地震に警戒しましょう。
地震の力は人間の力には及ばず、命を失われた方と、多くの方々が負傷されたことを心から悼んでいます。
私たちも微力ではありますが、被災地の方々に寄り添い、支援の手を差し伸べてまいります。被災された方々に対し、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。