「電話が怖い…!」電話恐怖症を克服する方法
こんにちは!
しごとの窓口+です。
求職中の皆さんとの仕事相談中に、電話が苦手だとおっしゃる方がよくいらっしゃいます。
電話にストレスを感じている人が意外と多いことをご存知でしょうか?
- 電話の呼び出し音が鳴るとビクビクする
- 電話が怖くて出勤したくない
- 電話の音が気になって仕事に集中できない
- 会話することに精いっぱいで内容が頭に入らない、メモを取ることができない
- 人前で電話すると過度に緊張してしまう
- 大きな声で電話に出ることができない
上記で当てはまるものがある方は、電話恐怖症(でんわきょうふしょう)のおそれがあります。
電話恐怖症とは、電話をかけたり、電話を受けることに対して強い不安や恐怖を感じる心の症状のことを指します。
電話恐怖症は、社会不安症状の一種として分類されることもあります。
今回は、電話恐怖症について一般的な症状と、克服する方法を少しご紹介します。
電話恐怖症の一般的な症状
電話恐怖症の症状は個人によって異なりますが、電話恐怖症の原因には、過去のトラウマ、社会的な不安、コミュニケーションの苦手意識などが考えられます。
また、現代社会のテクノロジーの進化により、電話を使わずにコミュニケーションをする手段が増えたことが、電話恐怖症を引き起こす要因にもなっています。
電話を通じたコミュニケーションが苦手であるため、電話での対話が上手くできないことに対する不安を感じることがあります。例えば、言葉が詰まったり、思うように伝えられなかったりすると、更なる不安を感じます。
電話での予約や手続きなど、電話をかけること自体に対して強い不安を感じるため、電話をかける機会を避けがちです。
電話恐怖症によって身体的な症状が現れることがあります。
例えば、動悸や手の震え、息切れなどが挙げられます。
電話恐怖症を克服する方法
入る会社によっては固定電話や業務端末を使用した電話対応を求められるため、電話恐怖症の人はできるだけ心理的な不安を軽減させておきたいですよね。
まずは、「どうして自分は電話が苦手なのか」という原因をはっきりさせましょう。
「どんなシーンに苦手を感じるか」「こんなことを聞かれると困るのでイヤだ」など、具体的な原因を探ることで、解決方法を見つけやすくなります。
例えば「なにを話していいか分からない…」と電話対応中にパニックになってしまう方は、相手の言葉をそのまま伝え返す話術、いわゆるオウム返しがおすすめです。
こちらで無理に会話を発展させる必要はないため、相手の言葉を受け止めて聞いたとおりに返すことで、間違いなく要件を聞いていますよという姿勢を保つことができます。
恐怖心を払拭するためには本番から始めるのではなく、会社の同僚や上司、家族など、対面で緊張しない人を相手にロールプレイングを手伝ってもらうと良いでしょう。最初は少しの時間や簡単な内容から始めて、徐々に難易度を上げながら、電話をかけたり電話を受けたりする練習をすることで、不安を克服することができます。
さいごに
私も仕事がら毎日電話対応をしていますが、実は電話対応が苦手です。
電話が上手な上司も、同僚も、もしかしたら隠しているだけで電話が苦手かもしれません。
「電話が怖いのは自分だけだ…!」と思っている方は、自分を責めすぎないでいただきたいです。
どうしても電話対応が苦手という方は、無理をせずに仕事を考え直してみるという手段もあります。
世の中、必ず電話を取らなければならない仕事ばかりでもありません。
電話が苦手な人が働きやすい職場をご紹介しますので、お気軽にお問い合わせくださいね!