「デキる人」はビジネス枕詞(クッション言葉)を上手に使っている!
こんにちは!
しごとの窓口+です。
コミュニケーションを円滑にするために欠かせないのがビジネス枕詞(クッション言葉)です。
ビジネス枕詞(クッション言葉)とは言葉の通り、ビジネスシーンで本題の前に枕(クッション)のように置いて、次に続く言葉を間接的に柔らかくする手法を指します。
直球で伝えると角が立ってしまうような内容や状況を、クッション言葉によって打ち消すことができます。
つまり、話がうまい人は上手にクッション言葉を活用して、嫌悪感を抱かれることがないように話をオブラートに包んでいます。
今回は、今日からすぐに様々なシチュエーションで使える枕詞(クッション言葉)をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
今日から使える枕詞(クッション言葉)
ビジネスシーンで使い勝手が良い枕詞(クッション言葉)をピックアップしたので、例文と一緒に見てみましょう。
枕詞(クッション言葉)は、以下のような使い方をします。
- 汎用性が高い「恐れ入ります」
依頼するとき:「恐れ入りますが、ご確認をお願いできますか」
質問するとき:「恐れ入りますが、先ほどの件で質問してもよろしいでしょうか」
感謝するとき:「お力添えいただき、恐れ入ります」
驚いたとき:「先輩が出すアイデアには、いつも恐れ入ります」
敗北を認めるとき:「恐れ入りました」
- 相手に何かをお願いするとき
「ご面倒をおかけしますが、ご記入いただけますようお願いいたします」
「お忙しいところ申し訳ありませんが、今週末までにご返信をいただきたく存じます」
「お手数をおかけいたしますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします」
- 相手と角が立たないように断りたいとき
「大変申し上げにくいのですが、今回は見送らせていただきます」
「誠に残念ながら、今回はご縁がなかったということでご容赦いただけますと幸いです」
「大変失礼かと存じますが、お名前を教えていただけますでしょうか」
「ご要望にお応えできず、こちらとしても心苦しい限りです」
「ご期待に沿えず、誠に申し訳ございません。」
- 自分より立場が上の人に配慮するニュアンス
「僭越ながら、ご指名をいただきましたので、乾杯の音頭を取らせていただきます」
「誠に僭越ではございますが、本件に賛同することは出来かねます」
- 相手に来訪してもらうとき
「本日はお忙しい中、ご足労いただきありがとうございます」
「ご足労をおかけしますが、当日はどうぞよろしくお願いいたします」
さいごに
いかがだったでしょうか。日常に取り入れられそうな言葉はありましたか?
便利なビジネス枕詞(クッション言葉)ですが、多用しすぎには注意してください。
あまりに回りくどい表現だと、本当に伝えたいことが伝わらない等、本末転倒になってしまう可能性があります。
日本の文化ではどうしてもストレートな表現が嫌われる傾向にあります。
ビジネス枕詞(クッション言葉)を自在に使いこなして、社内外のコミュニケーションを円滑にしてくださいね!